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231運転のために必要な発電機容量負荷出力1.5kw2.2KVA3.3KVA5.5KVA8.1KVA11.1KVA16.2KVA27.9KVA32.4KVA54.4KVA66.2KVA88.3KVA111KVA上の表3より最後の1台を起動する前の各負荷の必要運転容量の合計と最後の1台の起動容量(表1より算出)の合計を上回る発電機を選定します。ただし、最後の1台を起動する前の単体最大負荷の起動容量を上回る必要があります。発電機端子外函接地端子2.2kw3.7kw5.5kw漏電リレー用接地端子アース棒7.5kw11kw1.発電機の外函接地端子と漏電リレー用接地端子は共用   (両端子を接続する)で良い。  ・アース棒は1ケ所地中に打ち込む。2.O端子は端子は単相電源を取る端子なのでアース線は接  続しないこと。  ※発電機電圧が  ・200Vで使用の場合115V〜121Vの電圧が得られる。  ・400Vで使用の場合240Vの電圧が得られる。  ・通常使用する電圧よりも高電圧なので取扱いには十   分な注意が必要。19kw22kw37kw45kw60kw75kw231(2)複数台の負荷を順番に起動する。(順次始動)分電盤等を用い、負荷を順番に始動する場合の考え方として、最後の1台を除いた各負荷が運転のために必要な発電機容量+最後の1台の起動容量が必要発電機容量ということになります。〔例1〕5.5kwの送風機を4台順番に始動する場合の必要発電容量は?      ●最後の1台の前の状態では表3より8.1×3=24.3KVA     ●最後の1台を始動するためには表1より18.5KVAが必要 24.3+18.5=42.8KVA     ●表2より 50Hzは50KVA 60Hzは45KVA を選定します。〔例2〕水中ポンプ37kw(Y−△起動)を始動し、次に2.2kwの水中ポンプを2台同時に始    動する。      ●37kwの水中ポンプ運転状態の発電機容量は表3より54.4KVA      ●2.2kwの水中ポンプ2台を同時始動させるためには表1より7.4×2kw14.8KVA       54.4+14.8kw69.6KVAとなりますが、37kwの水中ポンプをλ−△で始動する場合には、表1では83.3KVA必要となり69.6KVAで      は足りません。この場合は83.3KVAを基準に表2より 50Hzでは125KVA 60Hzでは90KVA を選定します。●表3●アースの設置方法

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