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参参参参参参288288 第2節 足場  第1款 材料等 つ、容易に利用することができるように保持しておかなければらない。2 第546条第2項の規定は、前項の出入口又は通路に設ける戸について準用する。    危険物等の作業場等546。(通路と交わる軌道)第550条 事業者は、通路と交わる軌道で車両を使用するときは、監視人を配置し、又は警鈴を鳴らす等適当な措置を講じ なければならない。    車両と側壁等との間隔205。(架設通路)第552条 事業者は、架設通路については、次に定めるところに適合したものでなければ使用してはならない。 1)丈夫な構造とすること。 2)こう配は、30度以下とすること。ただし、階段を設けた もの又は高さが2メートル未満で丈夫な手掛を設けたもの はこの限りでない。 3)こう配が15度をこえるものには、踏さんその他の滑止め を設けること。 4)墜落の危険のある箇所には、次に掲げる設備(丈夫な構造の設備であつて、たわみが生ずるおそれがなく、かつ、著しい損傷、変形又は腐食がないものに限る。)を設けること。ただし、作業上やむを得ない場合は、必要な部分に限つて臨時にこれを取りはずすことができる。イ 高さ八十五センチメートル以上の手すりロ 高さ三十五センチメートル以上五十センチメートル以下のさん又はこれと同等以上の機能を有する設備(以下「中さん等」という。) 5)たて坑内の架設通路でその長さが15m以上であるものは、10m以内ごとに踊場を設けること。 6)建設工事に使用する高さ8m以上の登りさん橋には、7m 以内ごとに踊場を設けること。    架設通路についての措置654。(材料等)第559条 事業者は、足場の材料については、著しい損傷、変形又は腐食のあるものを使用してはならない。2 事業者は、足場に使用する木材については、強度上の著しい欠点となる割れ、虫食い、節、繊維の傾斜等がなく、かつ、木皮を取り除いたものでなければ、使用してはならない。    足場についての措置655。(鋼管足場に使用する鋼管等)第560条 事業者は、鋼管足場に使用する鋼管については、日本工業規格A8951(鋼管足場)に定める鋼管の規格(以下「鋼管規格」という。)又は次に定めるところに適合するもの でなければ、使用してはならない。 1)材質は、引張強さの値が370ニュートン毎㎜2以上であり、かつ、伸びが、次の表の上欄に掲げる引張強さの値に応じ、それぞれ同表の下欄に掲げる値となるものであること。引張強さ(単位 N/㎜2) 2)肉厚は、外径の31分の1以上であること。2 事業者は、鋼管足場に使用する附属金具については、日本工業規格A8951(鋼管足場)に定める附属金具の規格又は次に定めるところに適合するものでなければ、使用してはならない。 1)材質(衝撃を受けるおそれのない部分に使用する部品の 材質を除く。)は、圧延鋼材、鍛鋼品又は鋳鋼品であるこ と。 2)継手金具にあつては、これを用いて鋼管を支点(作業時 における最大支点間隔の支点をいう。)間の中央で継ぎ、 これに作業時の最大荷重を集中荷重としてかけた場合にお いて、そのたわみ量が、継手がない同種の鋼管の同一条件 におけるたわみ量の1.5倍以下となるものであること。 3)緊結金具にあつては、これを用いて鋼管を直角に緊結し、これに作業時の最大荷重の2倍の荷重をかけた場合において、そのすべり量が10mm以下となるものであること。参    足場についての措置655。(構造)第561条 事業者は、足場については、丈夫な構造のものでなければ、使用してはならない。    足場についての措置655。(最大積載荷重)第562条 事業者は、足場の構造及び材料に応じて、作業床の最大積載荷重を定め、かつ、これをこえて積載してはならない。2 前項の作業床の最大積載荷重は、つり足場(ゴンドラのつり足場を除く。以下この節において同じ。)にあっては、つりワイヤロープ及びつり鋼線の安全係数が10以上、つり鎖及びつりフックの安全係数が5以上並びにつり鋼帯並びにつり足場の下部及び上部の支点の安全係数が鋼材にあっては2.5以上、木材にあっては5以上となるように、定めなければならない。3 事業者は、第1項の最大積載荷重を労働者に周知させなければならない。    足場についての措置655。(作業床)第563条 事業者は、足場(一側足場を除く。)における高さ2m以上の作業場所には、次に定めるところにより、作業床を設けなければならない。 1)床材は、支点間隔及び作業時の荷重に応じて計算した曲 げ応力の値が、次の表の上欄に掲げる木材の種類に応じ、 それぞれ同表の下欄に掲げる許容曲げ応力の値をこえない こと。 370以上390未満390以上500未満500以上伸び(単位 %)25以上20以上10以上

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