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備品・倉庫定常時kVA始動時kVAM1M2M3PG1PG2PG369 ③使用機器が複数台の場合(順次始動時)分電盤等を用い、負荷を順番に始動するケースがあります。この場合の発電機容量は、(1)モータ各々の定常状態入力KVAと始動時の入力KVAを計算します。(2)必要発電機容量は(モータ1→モータ2→モータ3の順番で運転する場合)、上表のPG1、M1+PG2、M1+M2+PG3  の一番大きい値を発電機容量として選定します。「注意:発電機の許容電圧降下について」発電機の瞬時電圧降下の許容値は負荷の条件によって決まりますが、その主なものは、・負荷を異常なく始動できること。・投入されている遮断器、電磁接触器などの保持が釈放されないこと。 などです。低圧回路の電磁接触器などの操作電圧は,JISでは定格電圧の85〜110%の範囲で動作が正常であればよいと規定されていますが、実際の製品ではもう少し低い電圧が許容できることから、一般に瞬時電圧降下は25〜30%以内としています。ただし、負荷が水銀灯、コンピューターを駆使した負荷などや回生制御を必要とするエレベータなどの負荷では発電機の瞬時電圧降下を十分考慮して発電機容量を決定する必要があります。負荷を接続する時は、締付ボルトをスパナ等で充分に締付けてください。もし、締付が不充分ですと、焼損の原因となります。また、使用する負荷の相数と電圧を確認して接続してください。・3相200V/220Vで使う場合(50Hzでは200V、60Hzでは220Vとなります。)・単相200V/220Vで使う場合(50Hzでは200V、60Hzでは220Vとなります。)・中性端子(0端子)使用の場合(単相115/127V)(50Hzでは115V、60Hzでは127Vとなります。)モータ1モータ2モータ3●負荷の接続方法

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